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学びの場とは、アウトプットの場を提供すること

学びの場とは、アウトプットの場を提供すること
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お仕事も推し事も全力投球120%💙🔫
foriioで働く27歳OLアイドル、推せるセールスこと、三村です。

少し前に「学びの場を提供しないと人材は定着しなくなる!」という記事を書きました。

人材を定着させたいなら、学ぶ機会を提供しよう!

学ぶ機会に関して、リクルートワークス研究所が、今年3月に「創造する」大人の学びモデル Vol.2というタイトルで研究結果を発表したのをご存知でしょうか?
「テクノロジーによって学び方が変わってきた現代において、これからの学びとはどういうことを指すのか?」ということが図とともにわかりやすくまとめられています。(詳細PDFはこちら
今回はこちらの内容をベースに、企業が提供すべき学びの場について考えます。

■詰め込み型から発信型へ

「学び」と聞いてみなさんはどんな絵が浮かぶでしょうか。
先生がいて生徒がいる教室の風景?ノートに、分厚い教科書の内容を抜粋して学ぶ姿?それとも、単語帳に書かれた英単語を1つ1つ覚える様子でしょうか。

知らないこと、わからないことがあればすぐにインターネットを使って調べられるようになった現代においては、上のようなイメージから想起するような膨大な知識を自分の頭の中に入れておく作業は必要がなくなってきました。
また「アメリカにおいて正解とされているものが、日本では正解ではない」「昨日までは正解だったものが、新たな発見によって急に覆った」といったことも起こり得る世の中になってきました。
そう、知識そのものが、人によって異なるしどんどん変わって行くことが当たり前になってきているのです。
知識をインプットすることよりも、取り込んだ知識に対して自分なりの意見を持ったり、知識を活用して新たな意見を発明したりすること、つまりアウトプットすることが重要になってきています。

今までは

教えてもらう(インプット)
→覚える
→身についたかどうかテストする(アウトプット)

と、アウトプットが最後に来る学びが一般的でした。
これからの学びのサイクルは、

アウトプット(発信)
→フィードバック(他人から、あるいは過去の自分から意見をもらう)
→アンラーニング(もらった意見を解釈する)
→クリエイション(解釈した意見をもとに再度発信する)

とこのように最初にアウトプットがきます。

■提供するべきは「アウトプットできる場」

このように学びの形が変化している今、企業側が提供する学びも当然変化させていかなければなりません。
セミナーや、eラーニングといったインプットの学びだけでなく、アウトプット型の学習サイクルを取り込んで行く必要があります。
とはいえ、アウトプットって何をすればいいんでしょうか。

例えば、私が前にいた会社では年に2回、全員がアウトプットする場として「ベストプラクティスコンテスト(通称:ベスプラ)」がありました。
自分が半期で行なった最も素晴らしい仕事について担当役員含めて、従業員全員の前で発表するという、いわばノウハウ共有コンテストです。
このコンテストにおけるアウトプットは2回あります。

1.発表準備
自分の仕事を振り返って、発表資料に落とし込む(=アウトプットする)ことで、なぜうまくいったのか?他の人に共有できるポイントはどこか?を改めて理解することができる

2.実際の発表
実際に人前で発表する(=アウトプットする)ことで、先輩・上司・後輩から意見をもらうことができる。
その意見を元にさらに、自分の仕事のよかった点や改善すべき点が明確になる

各部ごとに予選があり、支社・本社の代表が選ばれ、本選の日はアポ厳禁、社外のホールを貸し切って全国から本社に集まって発表するという、会社をあげて行う気合いの入った大会でした。

とはいえ、ここまで大掛かりなことをやるのはハードルが高いですよね…。
正直、ホールを貸し切るなどの予算もかなりかかります…。

発表会とまでは行かずとも、仕事の内容と自己評価をセットで提出させ互いに共有するだけでもまずは十分だと思います。
例えば、四半期ごとや半期ごとに給与・ボーナスの査定を兼ねて、手がけた仕事と自己評価やナレッジ・ノウハウとともに共有していく。
自己評価やノウハウを記録すること自体がアウトプットになりますし、上司以外の斜めや横の繋がりからフィードバックを得ることも可能になります。
互いの仕事を見ることそのものも、高めあう1つのきっかけにもなるでしょう。

■ポートフォリオから始める、手軽なアウトプット

我々foriioが提供しているポートフォリオサービスも立派なアウトプットの手段です。
ポートフォリオ作成を、アウトプットを起点にした学びの4ステップに当てはまると下記の図のようになります。

ポートフォリオを作って人に見せる、あるいは自分自身振り返ることで、
次に身につけるべきスキルや、今後どうやってスキルを身につけていくかが分かるようになります。
育成やスキル可視化が難しいと言われてきたクリエイター職ですが、このようにアウトプットを起点に学習サイクルを回していくことができれば、今までよりも再現性のある育成が可能になるのではないでしょうか。

ということで、本日は企業が提供すべき学びの場に関しての考察でした!

Text : Ikuko Mimura / OL idol

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そうした社内クリエイターのためのポートフォリオマネジメントツールです。

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