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【みんなでそだてる SHIBUYA109 デジタルペットデザインコンテスト】ノミネートインタビュー VOL.2 アラキユウジさん

【みんなでそだてる SHIBUYA109 デジタルペットデザインコンテスト】ノミネートインタビュー VOL.2 アラキユウジさん
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自己紹介をお願いします。

”Paul & Buggy(ポール&バギー)”というキャラブランドをプロデュースしている、アラキユウジです。キャラクターを活用したイラストレーター、「キャラストレーター」として、スポーツ選手のキャラクター化など、デザインでブランドの魅力を引き出すためのサポートをしています。

コンテストに参加したきっかけや理由を教えてください。

最初はクリエイター仲間から聞いて知りました。SHIBUYA109は、ストリートのど真ん中に建つ渋谷の象徴的存在です。”Paul & Buggy”もストリート系を意識したブランドなので、ぜひ参加したいと思いました。

今回ノミネートされた作品について、紹介をお願いします。

ノミネート作品は、タマゴから足と目だけが見える謎のキャラクター「〇〇(マルマル)」です。〇〇(マルマル)は、そだて方で最終形態が変わるデジタルペット。自分の想いに合わせて自由にカスタムすることができます。色はもちろん、洋服や帽子、アクセサリーを増やしたりして、好きなようにデコレーションできるんです。

白いキャンバスを自分色に染めていくように、想いを込めてカスタムすることで一緒に成長するキャラクターです。鳥になるのかモンスターになるのか、最終形態もその人次第。そしてその先で再び夢を見つければ、また新しい〇〇(マルマル)が生まれるという、ワクワクするような無限ループをイメージして制作しました。

制作の中でこだわったポイントは?

最初に浮かんだ「夢を描く白いキャンバス=タマゴ」というコンセプトを伝えるために、工夫を重ねました。昔を知って、今があって、新しい未来が来るという気持ちで、あえて昔ながらのカートゥーン風なテイストにもこだわりました。

ストリート系の雰囲気を帽子やスニーカーで表現しつつ、109の形をした殻の穴から目玉を覗かせて、愛着がわく見た目になるように工夫しました。全体としては、SHIBUYA109の壁面に掲示した状態をイメージし、カスタムや最終形態のワクワク感を伝えるようにしました。右下にはドット絵風の表現も入れてみました。〇〇(マルマル)が登場するゲームなどがあったら、おもしろいなと思っています。

作品を作る中で苦労をしたことはありますか?

普段から意識していることではあるのですが、フォルムの無駄を省いて、アイコン的にパッとわかるようなシンプルなデザインに仕上げるのに時間をかけました。卵の殻をもっと丸くしたらどうだろうとか、太らせてみたらとか、一目見てタマゴとわかるように、ベストなフォルムを追求したんです。

カートゥーンテイストを出すためにタマゴの殻の右下に3本線の影を入れているのですが、これも2本にしてみたり、目の位置や足の長さなどの微調整をしたり。完成だと思っても一晩寝かせて次の日に気分を変えて見直して、ブラッシュアップしていきました。

ノミネートされた時の気持ちを教えてください。

正直、ものすごくうれしかったです。〇〇(マルマル)に乗せた想いやコンセプトは、僕なりにコンテストのテーマを解釈した上で考えたものでした。その想いを審査員の方々に届けることができたのかなと感じて、喜びと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

今回のコンテストは「みんなでそだてる」がテーマですが、アラキさんが考える「そだてる」のイメージは?

「そだてる」とは、「自分好みにカスタムすること」だと考えました。だから〇〇(マルマル)も楽しい気持ちでカスタムしてもらえるように工夫しました。夢をペットで再現できれば愛着を持ってそだてられるし、モチベーションも変わってきます。みなさんに楽しみながら〇〇(マルマル)を自分色に染めてもらって、その結果、ポジティブなパワーが伝播していったらすてきだなと思っています。

最後に、アラキさんの今後の展望をお聞かせください。

アーティストやクリエイターからリリースされるフィギュアが好きで、それらを自分の絵柄でキャラクター化し、フィギュアにできたらという気持ちで今のデザインに行き着いたんです。”Paul & Buggy”ブランドで展開しているキャラクターたちは、まさに自分が作りたかった理想そのものです。これからもブランドの新たな展開に向けて、楽しい気持ちで頑張っていきたいと思っています。

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クリエイターやキャラクターを応援したいファン同士のコミュニティとして、「SHIBUYA109クリエイターコンテスト」のDiscordサーバーとLINEオープンチャットを開設しています。ご参加お待ちしております!

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