今回は、エンタメ業界のイノベーションを加速させるStudio ENTRE株式会社の中村さんにお話を伺いました。
新しい時代の先駆者、前例がない中で新しいものを生み出していく企業のが求めるクリエイターの要件はどのようなものでしょうか?
次世代のエンタメ業界へ、イノベーションの風を
中村さんはどのようなお仕事をされていますか?
主に「事業開発」と「起業家との接点作り」の2つがありますが、その両方の現場を担当しています。
「事業開発」は、スタートアップスタジオとして活動をするだけでなく、起業家と一緒に新たなサービスについて考えて作っていくというスタンスで活動していて、他にも様々なイベントの運営にも携わっています。
「起業家との接点作り」に関しては、起業したいひとが集まるコミュニティに対して、イベントを開催したり、インタビューを通じて新しい情報をSNSで発信したりしています。
クリエイターの選定基準は
foriioを知ったきっかけと、どういった経緯でご依頼いただいたか教えていただけますか。
foriio代表の山田さんと繋がりがあったので、サービスの内容は知っていました。
「事業開発」の中で、NFTを使ったアーティストのオリジナル音源データの販売ができる「.mura(ドットミューラ)」の開発にあたりクリエイターを探していたので、話を聞いてみました。
そこで候補に挙げていただいたクリエイターの実績を見て、相性が合うと感じました。
他にも3社のデザイン会社に見積もりを取りましたが、foriioはディレクターとデザイナーの2人体制で、かつ必要に応じてクリエイターを追加できるので、お得だと感じ、依頼することに決めました。

前例がなくても共に創造できる
プロジェクトを進めるにあたって、よかったところはどんなところでしょうか?
foriioのディレクターがクリエイターとの間に入って対応していただいたので、クリエイターとのコミュニケーションを含めスムーズに案件を進めることができました。
デザイン要件などを含めざっくりとした依頼でも、問題なく進めていただき弊社側の負担が少なかったです。
「.mura」は作品の価値を最大化する新しいマーケットプレイスです。そこではNFTを通じて作品を販売できますが、前例がないものを一緒に試行錯誤して作り上げていくクリエイターを大手で探すとなるとコストがかかります。
foriioでは、中間コストを大幅に省けるので、コスパがいいなと思います。

スタートアップの幅広いクリエイティブにも寄り添える存在
スタートアップ企業を数多くご覧になってきた中村さんからみて、スタートアップ企業がforiioを上手く活用する方法を教えていただけますか?
そうですね。スタートアップ企業は、新規サービスの立ち上げが多いので、クリエイティブ制作が多く発生すると思います。
例えば、最近だとYouTubeのサムネイル作成なども困っている企業が多い印象です。
foriioだとクリエイターの実績も見れるので、制作イメージに近い方を選ぶことができると思います。
貴重なご意見ありがとうございます。foriioは、今後も、あらゆるクリエイターとあらゆる仕事をマッチングし、最適な発注環境の構築を実現していきたいと思います。