今回は株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの中津幡さんにお話を伺いました。
総合エンタテインメントカンパニーとして多角的にビジネスを展開し、新たなエンタテインメントビジネスの創出にチャレンジし続ける業界のパイオニア企業、そこではなぜforiioのサービスが選ばれているのでしょうか?
SNSを駆使するインフルエンサーが求めるプロモーションコンテンツとは
SMEの事業は多岐に渡っていると思いますが、中津幡さんの現在のお仕事について教えていただけますか?
新規ビジネスの立ち上げ部署におります。主にYouTube、SNSを中心に活動するクリエイターをサポートする エージェントプロジェクト『Be』において、クリエイターのクリエイティブ周りのフォローをしています。

foriioを知ったきっかけを教えていただけますか?
元々、山田さん(foriio CEO)とプライベートで知り合っていて、foriioが新たなサービスを始めることも知っていました。
私が『Be』のプロジェクトで、クリエイティブ周りのフォローが必要になると思ったので、山田さんに色々と相談していました。
当初は、クリエイターとして活動されている山田さんにデザインを依頼していましたが、foriioを立ち上げてからはforiioのサービスを利用し、クリエイターにデザインを依頼してしています。
どのようなプロジェクトにforiioをご利用いただきましたか?
主務としてデジタルマーケティング部署におりますので、「インフルエンサーのコンテンツマーケティングがしたい」と言う相談をさせていただきました。
クリエイターのフォローアップに入っていただくという形でした。
『Be』ではWebページの改修などをforiioにお願いしています。
『VEE』というVtuberに特化したMCMプロジェクトでは、配信時に使用する8名分のビジュアルパーツの制作を依頼しております。
配信中の背景やゲーム系の実況動画でワードボックスやトランジションの素材などをお願いします。

foriioディレクターが厳選 案件にフィットするクリエイターリスト
foriioをご利用いただいて、特に良かった点はどのようなところでしょうか?
foriioのディレクター担当が、foriioに登録しているクリエイターの中から、こちらのプロジェクトに合うか選定した上で紹介してくれるのが良いなと感じます。
他の人材派遣サービスだと、タグ管理されているところから自分が探さないといけない場合もあるので、クリエイターを探す面で、とても助かっています。
一つ案件につき、こちらの要件に合いそうなクリエイターを何名かピックアップしていただき、クリエイターの実績をみて依頼したいクリエイターを選定できます。
次に、面談をさせていただくのですが、発注確定ではない段階でクリエイターに相談ができるのはありがたいですね。
また、バックエンドサービスが特に良いなと思います。間にforiioが入っているため発注側の請求書の管理が楽です。

foriioでご提案したクリエイターの方と面談をされるとき、どんなところを見ていますか?
同人活動や商業をやったことがない人はその時点で発注しづらいので、商業をやったことがあるかないかに注目します。
映像の相談をする場合は、チームで作っている方がほとんどだと思いますので、「どのように作ったのか」が聞きたいですね。どのような役割でどのように動いたかが知りたいです。
もし、こちらが良いと思う映像を1人で作っているとなると、かなり依頼したくなりますね。
なるほど。プロジェクトへの精通度と技術力の両輪が必要ということですね。実際にforiioのサービスをご利用前とご利用後を比べて、改善されたことはありますか?
クリエイターとのコミュニケーションコストが大幅に削減されたことでしょうか。
foriioの担当が案件に合うクリエイターを選定し、提案してくれるので、時間も労力も大幅にカットされました。
次世代に求められるクリエイター像
今後のforiioクリエイターに期待することはありますか?
そうですね。最近はユーザーコミュニケーションの複雑化が進んでいると思います。以前のようにいい曲を作り予算をかけてMVを作れば売れると言う訳ではなくなってきています。
そのため、プロモーションコンテンツが必要になりますが、プロモーションコンテンツを作れるほどの細かいクリエイティブに対応できるクリエイターは少ないのが現状です。
今後は、ユーザーとコミュニケーションをとるためのプロモーションコンテンツがますます必要になってきますので、そこに対するクリエイターを見つけてくるソリューションが増えていくといいなと思います。

貴重なご意見ありがとうございます。foriioは、今後も、あらゆるクリエイターとあらゆる仕事をマッチングし、最適な発注環境の構築を実現していきたいと思います。