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デザインコンペとは、一度に多数のクリエイターからデザインを集め、集まった提案のなかから希望にあったデザインを採用する発注方法です。
実際にできあがったデザインを見てから、クリエイターに依頼できるのが最大の魅力だといえます。
とはいえ、急ぎの案件の場合、リリースや納期までに間に合うのか不安な方もいるでしょう。
そこで今回は、デザインコンペを急ぎで発注する方法や発注の流れをご紹介します。

デザインコンペを急ぎで発注する方法
急ぎでデザインコンペを発注したいときは、どこに依頼すればよいのでしょうか?
結論、発注するには、広告代理店や広告制作会社、デザイン制作会社、フリーランスのクリエイターに依頼する方法があります。それぞれの特長を知ったうえで、希望にあった発注先を選びましょう。
ここでは、デザインコンペを今すぐ発注する方法を詳しくご紹介します。
広告代理店・広告制作会社に依頼する
広告代理店とは広告の企画や制作、広告媒体の獲得や選定、市場分析や調査など、広告にかかわる幅広い業務を行っている会社です。一方の広告制作会社は、広告の企画や制作をメインで行っている会社です。
広告代理店や広告制作会社に依頼すれば、デザイン制作にかかわる一連の流れをすべて任せられるので無駄な手間を抑えられます。
ただし、大企業の場合は承認プロセスに時間を要する可能性が高いので、急ぎの案件は中小企業やベンチャー企業に依頼するのがおすすめです。
なお、広告代理店や広告制作会社に依頼する際は、以下の点に注意しましょう。
- 緊急案件を受け付けていない企業もある
- 制作費用が高額になりやすい
- クリエイターを自由に指名できない可能性が高い
デザイン制作会社へ依頼する
デザイン制作会社は、デザイン制作全般を専門に請け負う会社です。デザイン制作の依頼を受けたら、アイデアの提案から制作物の納品まで行います。
デザイン制作会社にはデザインに精通したクリエイターが在籍しているので、成果物の出来はある程度担保されます。従って、修正依頼のやりとりが少なければ、急ぎの案件でも安心です。
ただし、デザイン制作会社に依頼する際は、以下の点に注意しましょう。
- 制作にある程度の時間がかかる場合がある
- デザイン制作会社によって制作費用の差が激しい
- 担当クリエイターによって当たり外れがある
フリーランスのクリエイターに依頼する
デザインコンペというと、行政による募集やコンテスト、企業のキャンペーンなどをイメージされる方も多いかもしれません。しかし、最近ではフリーランスのクリエイターに依頼する方法も注目されています。
クラウドソーシングなどのプラットフォームを活用すれば、多くのデザイナーからさまざまな提案を簡単に集められます。クライアント側は、集まったデザインから最も依頼内容とあう制作物を選ぶだけです。
フリーランスのクリエイターに依頼すると、
- スピーディーに制作に取りかかってもらえる
- 広告代理店や制作会社に依頼するよりも制作費用を抑えられる
- クリエイターを自由に選べる
- 直接クリエイターとやりとりできる
などのメリットがあります。
中間業者などを通さず、直接クリエイターがコンペに提案できるため、制作過程がシンプルなのが特長です。

デザインコンペを発注する流れ【最短即日納品も可能】
デザインコンペの発注から納品までの基本的な流れは、以下のとおりです。
①依頼内容を決める
まず、デザインコンペの依頼内容を決めます。
- コンペの目的や趣旨
- デザインイメージ
- 予算
- 契約条件
- 納期
など
↓
②コンペ作品の募集をする
依頼内容が固まったら、デザイン制作会社への依頼や、クラウドソーシングなどを利用してコンペ作品を募集します。依頼する際は、①で決めた依頼内容をクリエイターに漏れなく的確に伝えることが重要です。
↓
③集まった提案をチェックして、採用デザインを決める
締切日になったら、集まったデザインをチェックして採用デザインを決めます。最も依頼とあうデザインを選び、採用したクリエイターまたは担当者に連絡しましょう。
↓
④クリエイターに正式に納品してもらう
クリエイターまたは担当者に採用の旨の連絡を入れ、正式な納品依頼をします。
↓
⑤必要に応じて修正依頼をする
修正してもらいたい箇所があれば、必要に応じて修正依頼をします。
↓
⑥納品物の最終チェックをする
最終確認を行い、問題がなければ納品完了です。
なお、急ぎの案件であれば、フリーランスのクリエイターに依頼するのがおすすめです。フリーランスのクリエイターは直接やりとりができるので、交渉次第では最短即日に納品してもらえる可能性があります。

デザインコンペの発注で失敗しないためのポイント
急ぎの案件は、時間との勝負です。しかし、提案が早く集まったとしても、デザインのクオリティが低くては意味がありません。
スピーディーに品質の高いデザインの提案を集めるためには、実績のあるクリエイターに依頼することが確実です。
ここでは、デザインコンペの発注で失敗しないためのポイントをご紹介します。
提案内容を的確にクリエイターに伝える
デザインコンペの発注で失敗しないためにも、提案内容を的確にクリエイターに伝えましょう。
デザインコンペでは、残念ながら提示した条件に満たないデザインや、見当違いのデザインなどが多数応募される可能性があります。
急ぎの案件の場合は、修正に時間をかけていられないので、提案内容を明確にわかりやすくクリエイターに伝える工夫が必要です。
実績のあるクリエイターに依頼する
デザインコンペでは、実績のあるクリエイターから提案を集めることが大切です。
応募資格の条件がないデザインコンペの場合、アマチュアからベテランまで作品の品質にばらつきがあります。たくさん提案が集まったものの、一つも採用できない可能性もなきにしもあらずです。
そのような事態を避けるためには、実績のあるクリエイターからのみ提案を集めるのが得策だといえます。実績豊富なクリエイターであれば、ある程度の品質が期待できるからです。
さらには、受注から納品までの流れを熟知しているので、急ぎの案件でもスムーズに対応してもらえるでしょう。

まとめ【急ぎの案件は実績豊富なフリークリエイターに発注しよう】
デザインコンペを急ぎで発注する方法や発注の流れをご紹介しました。
急ぎのデザインコンペを発注するには、広告代理店や広告制作会社、デザイン制作会社、フリーランスのクリエイターに依頼する方法があります。
時間が限られている急ぎの案件は、実績豊富なフリーランスのクリエイターに依頼するのが一番おすすめです。洗練された質の高いデザインを提案し、スピーディに納品してくれるでしょう。
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